Pet Fooled (3) ペット・フールド

Pet Fooled (451x640)


Pet Fooled の続きです。


ペット・フード産業のガイド・ルールを見てみますと
消費者ではなく、ペット・フード・メーカーに有利なように
作られてきたことが簡単にわかります。

ペット・フード規制組織は特別な用語を作り出しました。
消費者が多分その意味がわかるだろうと考え。。。

ディナーとかナゲットとかフォーミュラとかいう言葉が
袋や缶に記載されていれば、その中身はお肉たった25%
とその他のものが含まれていることになります。

”with"(何々が入っている)という言葉があれば、
中にたった3%しかお肉は入っていないということに
なります。

Flabor フレーバーという言葉になると、もうただの
”香”ということで、中にはほんの少ししかあるいは全くお肉が
入っていないことになります。フレッシュなステーキの
絵が書かれていたりして、消費者によいイメージを
与えるための言葉です。

成分パネルにはタンパク質の割合が表記されています。
でもこの割合は実際どのくらいお肉が使われているかを
表すものではありません。というのはタンパク質は一つの
成分(肉)だけから得られるものではないからです。

Flavor   0%
With    3%
Dinner  25%
Nugget  25%
Formura 25%

Beef Dog Food    95%
Chicken Dog Food 95%

普通の消費者がペット・フードに書いてある言葉を
見て、袋・缶に入っているお肉の量をちゃんと
把握しているのかどうか、という疑問がわきます。

こういうペット・フード用語を作り出しているのが
どこの組織で、実際に法的に規制しているのが
どこの機関なのか調べてみると。。。

AAFCO
(Association of American Feed Control Officials)
アメリカ・フィード・コントロール・オフィシャルズ・アソーシエーション)

政府とは全く関係ない団体で 成分の基準、栄養分レベル、
パッケージのラベル(成分表)などのルールを決めます。
その基準にペット・会社が合わせるわけです。

AAFCOのメンバーは毎年集まってペット・フードに入れてもいい
成分を見直し、その内容を発行します。主要ペット・フード・メーカも
この会議に参加して、自分たちの意見を述べます。

それでは、AAFCO(アフコ)とは一体なんなんでしょう?

2013年AAFCOの代表のRobert Walz さん:

“重要な事は、まずアフコのホーム・ページをご覧になれば、
アフコがそれ自体、規制機関ではないことが
はっきり書かれています。
アフコは製品自体を認可しません。成分の科学的認可を
するだけです。ですから、ペット・フード・メーカーが
アフコ認定云々と言っても、それはアフコが考えていること
とは違うかもしれません”

2014年ペット・フード・インスティテュート代表の
Duan Ekedahl さん:

”必要とされる最良の栄養素レベルに同意するため
みんな集まるのです。”

Director of Office of Surveillance and
Compliance at FDA, CVM の
Dan Mcchesney さん:

”FDA (Food & Drug Administration アメリカ
食品医薬品局)はAAFCOといっしょに
ペット・フードだけでなく全ての動物用餌の
規制にあたっています。

覚えていてほしいのですが、FDA は国の本当の
規制機関であり、一方、AAFCO は動物用餌を
コントロールする人たちの集まりだということです。
つまり、AAFCOには規制権威はないということです。”

Civil Right Attorney 公民権弁護士
ALDF Advancement of 動物法奨学金促進
Animal Law Scholorship の
Vince Field さん:

”チキンのような健康なタンパク源であろうと、
タンパク質を強化した小麦粉や小麦グルテンで
あろうと、タンパク質の栄養レベルに合いさえすれば
AAFCO認定ということになるのです。

AAFCOのマニュアルをご覧になると、AAFCO と
ペット・フード産業の利益が同じであることに
気が付かれると思います。ペット・フードに入れたい
成分のリストとペットに食べさせたい成分のリストを
合わせて、それをペット・フード産業に押し付けるのでは
なく、ちょうど逆の事が起こっていたのです
(ペット・フード産業が作って、AAFCOに押し付ける)
そして、それが何年もの間、ペット・フード産業で
基本として受け入れられてきたのです。

“Just Food for Dogs” の
Shawn Buckley さん

”natural" という言葉の使用についてですが、もし、
私が私が作るドッグ・フードにこの言葉を使いたければ
次のような規則があてはまることになります。

マニュアルから読みますが、”ペット・フードのラベルに
”Natural”という言葉を使う場合、A feed or ingredient
derived solely from plant, animal or mined sources,
either in its unprocessed state or having been subject
physicl processing, heat processing, rendering,
purification, extraction, hydrolysis, enzymolysis or
fermentation, but not having been produced by or ...

と書いてあります。これら全て ”natural"という言葉の定義
となりますが、消費者はみなさん、袋に ”natural"とあれば、
まさか袋の中身が”rendered product" (動物の死体を
処理加工したもの)だとは思わないでしょう。”

弁護士のVince Field さん:

”ペット・フード産業は自分たちで作った基準や規制を
守っているだけです。自分で規制事項を決めて、それに
合わせているだけです。消費者はオーガニックで
ナチュラルなフードだと思っていますが、そうでは
ないのです。”

“Just Food for Dogs” の
Shawn Buckley さん

”organic という言葉ですが、規定によると
成分の3%がオーガニック・チキン、
67%がその他のオーガニック成分、とあります。
オーガニックでないチキン・ミールや
オーガニックでないチキン・ファットも
ふくむことがある。”

Dr Karen Becker:

“AAFCOはFDAやUSDA(United State Department
of Agriculture アメリカ合衆国農務省)に規制されている
個別の組織ではありません。ペットにとって
安全で適切なフード源を監視する政府機関では
ないのです。自分たちに合った基準を自分たちで
決めて、その基準に合わせるようペット・フード
産業に示すだけです。

FDAの役割は袋に記載されているものが
実際中に入っているかどうか監視するもので、
フードの質や生産源は規制していません。”

Truth about Pet Food の
Susan Thixton さん:

”ペット・フードのことで、いろいろ調査初めてから
今まで一番ショックだったのはFDA Compliance
Policy でした。税金でなりたっている機関のFDAが
ペット・フード産業に連邦法の抜け道を与えていることが
理解できません。

FDAのホーム・ページのCompliance Policies
をご覧になると(ずっと下にスクロールして
Animal Feed のところ)、

CPG Sec. 675.200 Diversion of adulterated
Food to Accepted Animal Feed Use という項目が
あります。

FDAは動物の餌に次のことを許可しているのです:

殺虫剤による汚染
産業科学物による汚染
自然の毒物
汚物による汚染
微生物による汚染
不許可の薬物残基による汚染

なんということでしょう。

法律ではダメと言っておきながら、
コンプライアンス・ポリシーでは
”だいじょうぶ。法律は施行しないから”と
言っているのです。

Dr. Barbara Royal:

“ペット・フード産業で改善しなくてはいけない
事がいくつかあります。その改善手段に関心
ある人もいます。
FDAのスタッフに話すと、”本当にどうにかしたい
とは思っているんだけど”とは言います。
でも、結局はペット・フードですもの。
取り組む時間がある人はいないし、
お金(資金)もないし、、、
今、他にしなくてはならないこともあるでしょ”

“Just Food for Dogs” の
Shawn Buckley さん:

”現実的に見て、普通の犬のことを見張ってくれる
人は誰もいないのです。”


ナレーション:

2006年のことですが、アメリカのあちこちと
カナダでよくわからない病気で何千頭の犬が
具合い悪くなりました。ペット・フード産業は
注目を浴びることになります。

メニュ・フードというペット・フードが原因でした。

2017年3月16日にメニュ・フードは
キャンザスとニュージャージーの工場で作られた
ペット・フードをリコールし始めました。

イリノイ州の上院議員のSenator Richard Durbin:

”非常に残念なことに、ペット・フードも人間の
食物も危険な状態にあるということです”

テレビのニュース:

”先月、メラミンという化学物質で汚染された
小麦グルテンを含むペット・フードが6000万個
以上、店舗から回収されました。”




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プロフィール

Chibi1988

Author:Chibi1988
チビちゃんが生まれたのは1988年秋。正式に私の子になったのが1989年3月15日。いっしょに住めるようになったのが1990年2月。それから2003年8月9日までずっといっしょでした。今も心の中ではいっしょです。チビちゃんをお兄ちゃんと慕っていた猫のあ~ちゃん、2012年1月22日にお星さまになってしまいました。チビちゃんを知らない2009年5月生まれのクーちゃんも2015年4月26日に6年という短い一生を終えました。FIVでした。そして後を追うようにデリーちゃん(13歳)が6月30日にお星さまになってしまいました。ルンちゃん、一人になってしまっていたところ、ご縁があり2015年9月20日にコアラちゃん、11月7日にティガーちゃん、そして12月29日にマフィンちゃんを迎えいれることができました。(チビちゃんが亡くなって休止していたわんちゃんの里親さがしは2010年夏に再開しましたが、6頭目でつまづき、現在は休眠中です)4人+私で仲良く暮していたのですが、2017年4月24日、ルンちゃんが16歳でお星さまになってしまい、2015年生まれの若い3人(コアラちゃん、ティガーちゃん、マフィンちゃん)が残されました。みんなが健康で穏やかな毎日を過ごせるよう祈りながら、みんなの記録を残したいと思います。

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